ダイビング情報 - スキューバーダイビングは泳げない人でも出来るんですか?

スキューバーダイビングは泳げない人でも出来るんですか?

- 回答 -
出来るとも出来ないとも言えます。

そもそも、『泳げない』の意味は何なのでしょうか?ちょっと考えてみましょう。

大抵の場合、泳げない人というのは二つのタイプに分かれると自分は考えます。

まず一つは『息継ぎがヘタクソ』若しくは『筋力(特に脚力)が貧弱で、すぐにバテてしまう』タイプ(ちなみに自分はこのタイプ。はい、そういう意味では自分は泳げないです。でも一応ダイバーです…(^^ゞ)

もうひとつは『水に対して恐怖心を持っているタイプ』。

さて、まず前者ですが、こちらは息継ぎが下手、その他疲労が早く来て、泳いでいるうちに息が上がり、疲れが増し…ギブアップ(>_<)
…という訳で泳げないわけですから、常に適度な呼吸が確保されている環境に置かれさえすれば、または機材で自分の非力さをバックアップ出来れば泳げる。という理屈になります。
その点、スクーバダイビングにおいては、呼吸はレギュレーターを使った適切な呼吸法をしさえすればこの問題は解決されます。常に空気は供給されているんですから!!
非力さについてはフィンという強力なバックアップツールを使う事で、スイスイ泳げます!!(勿論非力な人向けのフィンを使うんですよ。ジェットフィンとか、やたらブレードが長くて硬いフィンなんか使ったら逆効果ですよ)

つまり、『泳げなくても出来る』となります

後者については…これはダメです。水に対して恐怖心を持っている人というのは大多数が『顔を水につける事に恐怖心を感じる』方が多いようです。
顔を水につける事に恐怖心を感じるのは、ヒトを含め、陸上生物の本能なので、ある意味、極自然な反応なのですが、これが過大に出てしまうと不都合を生じます。
とりわけスクーバダイビングのように長時間水中活動をするようなレジャーの場合、その間、本人のストレスたるや測り知れません。
そこに持ってきて、チョットしたトラブルでも起きようものなら、それを引鉄に『パニック→異常行動→潜水事故』といった最悪の連鎖を引き起こすリスクが他の人に比べて格段に高くなります。そんな事態にならないまでも、常にストレスを抱えたままでダイビングをしても楽しいはずがありません。

よって、先ずは『泳げない』という言葉の意味を質問者様がどういう様に捉えているのかを確認して下さい。単なる『カナヅチ』なのか『水が怖い』のか…です。それによってその答えは180度変わります。

質問に対しての私なりの回答はここまでで、以下は蛇足の域に入りますが…
勿論、泳げた方が良いのは言うまでも有りません。そもそも、ダイビング中は常に『泳いで』いるんですからね(^^ゞ。だから、上記の事を踏まえた上で、ダイバーになったら、筋トレするなり、暇な時に近所の市民プールに行って泳いでみたりして自身の筋力や泳力を付けてより安全で楽しいダイビングライフを謳歌しようとする心構えはとても大切なことです。
(この記事は「Yahoo知恵袋」より引用させて頂きました)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。